実施日 | 過去のイベント |
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R5年2月2日 2月16日 | 英語講座“What makes us laugh?” |
R5年1月15日 | 起震車体験 |
12月11日 | おひさま日本語教室 (お楽しみ会) |
11月23日 | 第21回いわき地球市民フェスティバル |
11月13日 | 東京消防庁本所防災館~防災体験ツアー |
11月3日 | いわき再発見~勿来の魅力に触れよう&太極拳体験 |
8月~11月 | 第2回日本語支援ボランティア養成講座 |
10月23日 | 日本語教室番外編マナー講座 |
10月5日 | マネーセミナー |
10月2日 | 日本語で話そう会 |
9月11日 | いわきからSDGsを広げよう~まちなかClean upとアクセサリー |
6月~8月 9月~11月 | 日本語教室(2022年前期) / 日本語教室(2022年後期) |
8月14日 | いわき再発見2~和風小物作りと盆おどり体験 |
8月~11月 | 日本語能力試験N2特別対策講座~お試し編 |
6月~8月 | ガナダラ韓国語講座 |
6月16日 | 第1回日本語支援ボランティア養成講座 |
5月 | ワールド・ツアーズ~アイルランド編 |
5月14日 | いわき再発見~山の魅力に触れよう |
2021年度イベント報告 |
英語講座“What makes us laugh?”(2月2日)




2月2日(木)、生涯学習プラザにて、エルビタール カリルさん(カナダ出身、協会会員)が、様々な国の文化や歴史、伝統に触れながらユーモアやコメディの原点やその違いについて話してくれました。講座では、カリルさんが用意した笑いを誘う色々な国の動画を見て、クイズ形式で「Humour」、「Comedy」のどちらに分類されるか、参加者が答えたりしましたが、区別がつかず、迷うものもありました。動画は、日本の昔と今の「笑い」と共通するもの、少し違うもの、どこが笑いのツボが分かりにくいもの、にやにや、クスクスしてしまうものなど様々なタイプがあり、カリルさん独自のアイデアがつめこまれた唯一無二の楽しい英語講座となりました。笑いのツボはひとそれぞれの文化の背景や環境によって微妙に違うようです。
What makes you laugh in your daily life? カリルさんからの皆さんへの問いかけです。
英語講座“What makes us laugh?” (2月16日)





2月16日(木)、カリルさん(カナダ出身、協会会員)の英語講座(第2回目)を開催しました。今回もカリルさんが用意した動画で様々な国の色々なタイプのユーモアを堪能しました。ユーモアを「sarcasm(誰かや何かを皮肉る方法)」、「visual(言葉を使わず視覚に訴えるジョーク」、「character(特別な個性を作ってジョークを飛ばす)」、「surreal)(奇妙かつ説明のつかないおかしなもの」, 「word play(おやじギャグのように様々な意味と音のどちらも使ってジョークを言う)」などの5つのタイプに分けるペアワークは、最初は難しかったものの、後半になると冗談や話の落ち(punchline)が少しづつ理解できるようになりました。最後に、カリルさんから2つのチームに分かれて、オリジナルの面白い話を作って英語で披露し、勝者を決めるという課題が出されました。ネイティブを笑わせるユーモアのセンスと英語力を必要とするこのミッションは更に上級レベルでしたが、2人の外国人の参加者をチームリーダーとし、アイデアを出し合いながら両チームともそれぞれのネタを披露し、結果として両チームともカリルさんからご褒美のカナダのグッズをいただきました。ありきたりではない今回の英語講座は、難しい単語や内容もありましたが、参加者の思考を活性化させるような貴重な時間となりました。皆、日常生活で面白いネタ探しやオチ作りなど英語でジョークを作ることに目覚めてしまったかもしれません。
起震車体験





1月15日(日)、マルトSC平尼子店駐車場で“起震車”に乗って地震の揺れを体験するイベント
が行われました。スリランカ、ブラジル、ベトナム、ペルー他外国人12名が参加しました。この日は震
度5から最大震度7(関東大震災クラス)までの揺れが再現されました。こどもたちが椅子から飛び上が
るほどの大きな揺れで、揺れが続く間は床に固定された机に必死にしがみついていました。
起震車から降りた皆さんからは、「本当に怖かった。」、「もしかしたら本当に来るかもしれない地震を体験できたことで、心の準備ができたと思う。」というコメントがありました。消防士さんから、起震車は机が固定されていたけれど、実際は机などの家具も動くのでもっと怖いと思う。一番大切なことは、揺れている間に動いてけがをしないこと。揺れがおさまったらゆっくり逃げられる。そのためにはまず、頭を守るなど、自分がけがをしないで生きていることが大事。まずは大事な頭を守ることを一番に考えてほしいとのアドバイスがありました。
大きな地震が来ないといいと思いますが、いつかはまた起きます。IIAのホームページ
にはいざというときに役に立つ防災情報のリスト(日本語、English、中文(簡体字)、한국어、Tiếng Việt)があります。いざというときに慌てないように心と物の準備をしてください。
※今回の起震車体験の模様をショートビデオにして、IIAのHPに載せましたのでみてください。
おひさま日本語教室 (お楽しみ会)
12月11日(日)、生涯学習プラザで‟おひさま日本語教室”(以下‟おひさま”)の1年を締めくくる「お楽しみ会」が開催されました。月に4回、ボランティアさんと日本語を勉強しています10名の外国にルーツをもつこどもたち(タイ、中国、ネパール、フィリピン)は、自分たちから会の進行やゲームのアイデアを出したり、飾りつけも自分たちで準備しました。歌、踊り、それに保護者も加わったゲームでは大変盛り上がりました。司会進行や日本語を使ったゲームにも挑戦する姿にこどもたちの成長を感じました。準備をされたボランティアの皆さんも大変お疲れ様でした。‟おひさま”では、こどもたちに日本語を教えてくださるボランティアを募集していますので、関心がある方はIIAに問い合わせてください。







第21回いわき地球市民フェスティバル
11月23日(水曜日、祝日)、外国にルーツを持つ人14名が参加した「日本語スピーチコンテスト」が開催されました。
参加した皆さんのスピーチはどれをとっても優劣つけがたい内容でしたが、
大賞には一般の部(10名出場)では、グエン ティ イエンさん(ベトナム出身)、
高等教育機関の部(4名出場)ではファム ティエン リンさん(ベトナム出身)が選ばれました。タイ出身のいわき市に住んでいる6名の方の踊り、
ベトナム出身者2名による歌、医療創生大学フラダンス部の踊りのパフォーマンスはコンテストに華を添えました。






日本語教室番外編マナー講座
10月23日(日)、まちなか集会所で開催中の日本語教室の番外編として、特別講師の長谷川智津子氏(当協会会員、マナー講師)を招いて、「マナー講座」を開催し、日本語教室で学ぶ外国人を主として、14名(カナダ、フィリピン、ネパール)が参加しました。先生から、日本のマナーと他の国のマナーは違うところが沢山あっても基本となるものは同じで、相手を敬い、思いやりの「心」を動作や表情、言葉などで「形」にして表現することが大切だと教えていただきました。形だけにとらわれて、心を忘れてしまわないように、マナーの「心」と「形」はいつもセットとなるよう心がけてほしいとのことでした。後半では、他の人の家を訪問する場面での丁寧な挨拶の言葉やふるまい、たとえばコートを脱ぐ時、玄関で靴を脱ぐ時、お土産を渡す時などの動作や言葉などについて、参加者全員が実際に体験し、先生からアドバイスを受けました。参加者は、挨拶のことばも「〇〇でした~」のように語尾を伸ばさずに、ゆっくりと丁寧に心を込めて話すことに気をつけて、日本のマナーを実践しましたが、普段はあまり味わったことのない緊張感を味わいながらも、とても興味深そうに先生の美しい動作に見入ったり、その丁寧な言葉遣いを覚えようと、繰り返し口に出して練習をしていました。長谷川先生、貴重な体験をありがとうございました。





東京消防庁本所防災館~防災体験ツアー
11月13日(日)、防災の意識を高めてもらうために、「防災体験ツアー」を行いました。中国、ネパール、フィリピンの出身者を含む28名が参加しました。
今回行ったのは、東京墨田区、スカイツリー近くの「東京消防庁本所防災館」というところです。ここでは、いつ起こるかわからない大きな災害に備えるための防災意識を高めるために、さまざまな体験コーナーを用意しています。
最初に、30年以内に70%の確率で起きるといわれる「首都直下型地震」に備えて、いまわたしたちができることは何か、考えさせられる映像を見ました。そのあと、2つのグループで4つの体験をしました。
1つ目は「VR防災体験」。
特別なゴーグルをつけると、画面には、震度7クラスの大地震のときに起こる映像とともに、イスが縦横に揺れて臨場感たっぷりの地震の体験をしました。(写真左上)
2つ目は「地震体験」で、小学生は震度6、大人は震度7の揺れを体験しました。頭を守りながら揺れに耐えるというのも心の準備があればできますが、突然来たらとても怖いものです。(写真左)
3つ目は「消火器体験」、4つ目は「煙の体験」でした。消火器の使い方は、「ピン☞ホース☞レバー」の順番を知っていれば、いざというとき慌てないですみます。煙は上に上がるので、口や鼻をタオルやハンカチで覆って、できるだけ体を低くして出口に向かわないといけません。真っ暗な中で小さな誘導灯に向かって歩くというのは、本当に怖いものでした。(写真右)
今回は小学生を含む外国にルーツをもつ人たちがたくさん参加してくれました。日本に来てから多くの地震や台風などを経験し、災害の怖さを知っていたものの、日本のような防災教育を受けていない国の人たちが多かったようですが、今回消火器の使い方、地震への備えなどをしっかり体験し、「教えてもらった「おかしもち(※)」という防災のキーワードを覚え、これから、災害が起きたときにも焦らないで行動すると言ってくれました。
参加してくれた皆さん、ありがとうございました
。







いわき再発見~勿来の魅力に触れよう&太極拳体験
行楽日和となった11月3日(文化の日)に、「勿来の魅力発見と太極拳体験」をテーマとしたイベントを行いました。
まず、勿来の関公園吹風殿で太極拳体験を行いました。福島県武術太極拳連盟理事の蛭田英明さんが中国で発祥した太極拳を日本普及するためにアレンジされた「太極養生五防功」を教えてくださいました。蛭田さんの説明によれば、現代人は動きの少ない生活スタイルになっています、そこで今回の養生功は気血の流れを整える効果が期待できるとのことでした。
青空に紅葉、それに寝殿造りの吹風殿と美しい庭園にも癒されて、外国人を含む16名の参加者は蛭田さんのご指導のもと、段々と動きも滑らかになっていました。あっという間に2時間が過ぎました。カナダから来たデボラさんは「最初言葉を全部理解することはできませんでしたが、先生の動きを見て、イメージが出来て、気の流れを感じることができました。いい体験でした。」と言ってくれました。蛭田さん、アシスタントの皆さん、ありがとうございました。
秋と言えば、スポーツの秋だけでなく食欲の秋でもあり、体を動かした後に、近くにある発酵食品で有名なレストランでランチをしながら交流を深めました。
「文化」を満喫した一日でした。参加者の皆さん、お疲れさまでした。










日本語支援ボランティア養成講座
11月19日(土)には、日本語の支援をし
ているボランティアさんのための養成講座も行いました。N2講座で永島
先生がどのように教えているかを視聴したあと、JLPT対策のポイントを
教えていただきました。
支援者の役割は学習者自身にやる気を起こさせること、学習者には
できるだけ多くの問題に触れさせることが必要であるということで、永島
先生が毎回出題した小テストのような問題作りに挑戦しました。能力試験対策の指導には苦労が多いと思いますが、学習者の語彙、文法などの理解が深まってくると学習者とのコミュニケーションの幅も広がって日本語での交流の時間を楽しむことができると思います。支援者の皆さん、これからもよろしくお願いします。

マネーセミナー
10月5日(水)、ファイナンシャルプランナーの水野 和人先生を講師にお迎えし「外国人のためのマネーセミナー」を行いました。今年に入り物価上昇や円安が続き、今一番関心のあるお金に関することを教えていただきました。
まず、先生は日本の利子とアメリカの利子を比較し、日本の利子がなぜ低いままなのか、低いことによって、私たちにとってはどのようなメリットとデメリットがあるかを分かり易く説明をしてくれました。今までは皆さんが分かっているようで実は分かっていない部分、そのさらに深いところを読み取ることによって自分の生活にどのように活かせばいいのかが見えてきました。
その後は具体的な例を使って、給与が20万円の人の手取り額を計算しました。固定費用を引いた、残りのお金を生活費とすると、どうしたらうまく生活できるか教えていただきました。例えば1週間分の生活費の額を決め、封筒に入れて1週間で使い切る。余った場合は別に作った「頑張り封筒」に入れる。足りなくなった場合は翌週分から前借りする。そうすることにより、生活費を見える化し、家計簿を付けなくても、封筒を使って分かりやすく管理することができると分かりました。
更に将来に対する不安な気持ちを少しでも解消するためには資産寿命を延ばすこと、資産寿命を延ばすには投資をすること、投資の種類や投資する順番なども説明をいただきました。
今回の講座は受講する方たちのニーズに合わせ、一人一人が一番関心を持つテーマを選びました。先生は私たちが理解しやすいように身近なことを例に挙げて、手軽に実践できる役に立つポイントをわかりやすく教えてくださいました。このセミナーでたくさんの「お金」に関する知識を身に付けることができました。




日本語で話そう会
10月2日(日)の日本語教室は“特別編”として「日本語で話そう会」を行いました。
教室参加者に加え、日本人ボランティアも含め14名(国籍:アメリカ、カナダ、中国、フィ
リピン、ネパール)が参加し “日本に来て驚いたこと、びっくりしたこと”をテーマに、3つ
のグループに分かれて話をしました。
よく、「なぜ日本人は電車の中で寝る」のかと話題になりますが、このことについては案外どの国でも寝ている人が多いことがわかりました。ただ、日本のように電車やバスが時間通りには動かないので、乗り過ごしには注意のようですが。。
また、「おいしいものは並んで食べる。」ことについて、“食べる”ために並ぶことはあまりなく、評判がいいといっても30分が限界かな、ということでした。
ニュースにもなる“高級食材”については、例えばネパールでは“パイナップル”が、フィリピンでは"かき“がとても高いそうで、庶民の口にはなかなか入らないそうです。
フィリピン人から“アボガトは練乳や砂糖と一緒に食べる”と聞いて、今度は他の参加者がびっくり。日本でしょうゆとわさびと一緒に食べたときは衝撃だったとか。アボガドはカナダでは、他の果物や野菜と一緒にジュースにして栄養ドリンクとして飲んだりするとか。
日本語入門クラスの参加者でしたが、日本語、そして、英語も使いながら楽しく交流できました。


日本語教室(2022年後期)
9月25日(日)から「日本語教室(後期)」が始まりました。日曜日のクラスには、カナダ、中国、ネパール、フィリピン出身者8名が参加しています。教室に使う言葉、あいさつ、好きな食べ物など、かんたんな日本語の勉強からスタートしました。みなさん、最後までがんばってください。


いわきからSDGsを広げよう~まちなかClean upとアクセサリー
9月11日(日)、午後1時半に、ゴミ袋やトングを持っていわき市役所を出発しました。一見きれいに見える道にも、見えないところに空き缶やたばこの吸い殻などが捨てられていて、約1時間半の間にゴミ袋がいっぱいになりました。ゴミを拾いながら歩いていると通りすがりの人やお店の方から「お疲れ様です。」と声をかけていただきました。今回は外国人参加者も含め10名が参加しましたが、考えれない場所、公園のあずまやの高いところに隠すように捨てられたゴミや、悪臭を放つゴミなども発見し、びっくりすると同時に悲しくなりました。ゴミを拾ったあと、今回講師を務めたBetter Days代表の正木里奈さん(写真下、右端)から、ゴミ問題の深刻な現状についてお話をしていただき、そのあと、正木さんが海で拾って、きれいに保管していたプラスチックゴミを材料にアクセサリーを作りました。好きな型を選んで細かくした色とりどりのプラスチックのかけらを入れて透明な樹脂(レジン)で固めて作ったアクセサリーは、それぞれ個性があって、とてもかわいい作品ばかりでした。正木さんから“一人で100%達成するのはむずかいけれど、一人が10%ずつ努力すればできることがたくさんある。”という言葉をいただきました。よりよい環境を維持するために、一人ひとりの力が大きな成果をもたらすことを改めて考えさせられました。
参加したみなさん。正木さん、ありがとうございました。正木さんの願いは、Better Days “明日はよい日に!”
Instagram: Better Days @betterdays.2021@betterdays.2021






いわき再発見2~和風小物作りと盆踊り体験
8月14日(日)、内郷公民館で「和風小物作り」をした後、ボランティアさんの協力を得て浴衣の着付けをして、内郷駅前で盆踊りを楽しみました。
最初に中之作の清航館でつるし雛を教えている中川敬子さんの指導で縁起が良いとされる“福良雀”を作りました。中川先生が準備してくださった“ちりめん”は一つ一つ模様が異なっていて、最初に自分の好きな色合いの生地を選んだ参加者は、そのあと自分だけの“福良雀”を心をこめて作りました。
浴衣を着付けていただいた後、いわき回転やぐらが回る内郷駅前で盆踊りを体験しました。67回目を迎えるこのお祭りは新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年ぶりの開催となり、開催を待ち望んだ人がたくさん来ていました。初めて体験する盆踊りも、踊りの輪に加わって壇上の踊り手さんを見て踊っているうちにあっという間に覚え、その踊る姿の美しさは注目を集めていました。中川先生、着付けをしてくださった、会川さん、安田さん、そして参加してくださった皆さん、ありがとうございました。





ガナダラ韓国語講座
5回にわたって行った韓国語講座ですが、4回目と5回目は、お勧めの観光地、お勧めのドラマをテーマ
に受講生の皆さんに韓国語で3分程度のプレゼンテーションをしてもらいました。
お勧めの観光地として挙がったのは、釜山、春川、慶州、宝城、茂朱、席毛島、仁寺洞など。また、お勧
めのドラマとして挙がったのは、冬のソナタ(겨울연가)、ナビレラ(나빌레라)、秘密(비밀)、キルミー
ヒール三―(킬미힐미)、春の日(봄날)、コッパダン(꽃파당)でした。
熱心に韓国語を勉強中の皆さんのプレゼンテーションは、韓国や韓国のドラマへの愛があ
ふれていて、どれもすばらしかったです。ありがとうございました。
여러분 한국어 공부 앞으로도 열심히 해주세요.
(みなさん、韓国語の勉強をこれからも頑張ってください。)




いわき再発見~山の魅力に触れよう
5月14日(土)、今年度初めてのイベント、「いわき再発見~山の魅力に触れよう」を行いました。外国人の方を含む9名が参加しました。里山を歩いていると新緑の木々の間から鳥のさえずりが聞こえてきました。わからない花や木があったときはスタッフの方が名前や特徴を丁寧に教えてくれました。新鮮な空気を吸いながら歩いたので気持ちをリフレッシュすることができました。お昼は自分たちでトッピングしたピザとさつまいもと玉ねぎを石焼窯で焼いてもらい、炊き込みご飯とだしのきいた味噌汁と一緒におなか一杯食べました。午後はのこぎりを使って自分で木を切って本棚を作りました。慣れない作業でしたがスタッフの皆さんが丁寧に教えていただき、自分だけの作品を作ることができました。大自然を満喫して、おいしいものを食べて、ものづくりの達成感を味わうことができた充実した一日になりました。改めてNPO法人いわきの森に親しむ会の皆様に感謝します!




ワールド・ツアーズ~アイルランド編
5月18日、25日(水)の2回にわたって、ワールドツアーズ(アイルランド編)を開催し、15名(アメリカ、イギリスを含む)が参加して、アイルランドの文化や食べ物、様々な社会事情について英語で学びました。講師は、昨年11月にいわき市の国際交流員として来市したエイディーン シングルトンさん(アイルランド出身)が務め、アイルランドの文化や食、観光地や社会事情などについて写真や動画を交えて、英語で説明していただきました。旅行好きな日本人でもアイルランドを訪れたことがある人は少なく、美しい深い緑色のアイリッシュグリーンに象徴される豊かな自然の映像、ユニークな存在感を醸し出す大統領の存在、紅茶を好む国民性、St. Patrick’s Dayの祭りの様子など、終始にこやかに楽しそうに語るエイディーンさんの講座に、参加者は集中して聞き入っていました。今回はアイルランドの魅力の一部しか紹介できませんでしたが、いつか旅行してみたい国のひとつにアイルランドが加わったのではないでしょうか?



第1回日本語支援ボランティア養成講座
6月16日(木)、とよなかJSL(Japanese for School Life)の田中薫先生(写真右)を講師にお迎えし「外国にルーツをもつこどもへの学校支援について~48時間の中で教えるべきこと」をテーマに日本語支援ボランティア養成講座を行いました。今回の講座は、先生の著書「学習力を育てる日本語指導」、「学習力を育てる講師日本語教 案集」の中から主に次の4点についてお話をいただきました。日本語力の把握の仕方 ②48時間の中での目標の定め方、目標達成のための手法 ③こどもの心に寄り添いながらの支援の在り方 ④熟語のトランプゲーム(体験型ワークショップ)の展開今回田中先生の講義から学んだことは次のようなことです。48時間の中で教科につながる日本語まで習得させることは難しい。しかしながら、支援者は限られた時間の中でこどもたちが自ら勉強をすることが楽しくなるようにすることができる。常にこどもたちを見て、わかっていることとわかっていないことを見分ける力をもち、つまずきの原因を把握し、選びぬいたわかり易い言葉で説明できるようにすること、こどもたちの学びの意欲を高め、集中力や記憶力を伸ばすための工夫をすることが大切。先生の講義、そして、著書の中には、こどもの日本語力を知るのに役立つチェックリストや、授業のヒントがたくさんありました。こどもたちがクラス担任やクラスメイトの話を理解することができて、わからないとことや困っていることを担任等にきちんと伝えることができるようにすることを学校における日本語支援活動の目的としています。そうした活動の中で少しでも教科につながる日本語を習得させるために何ができるのかこれからも考えていきたいと思います。 この活動に関心がある方は、本協会までご連絡ください。



日本語教室(2022年前期)
前期の日本語教室が終わりました。水曜日のクラスには3ケ国から6名が、日曜日のクラスには4ケ国から14名の参加がありました。
水曜日のクラスは、日本語能力検定試験(JLPT)N3の受験を予定している人が多く、試験対策として文法や語彙、漢字などを中心に勉強しました。
日曜日のクラスは、初級者を対象として行いました。あいさつ、教室で使う言葉から、お店で注文するときに使う言葉、病気になって医者に行くときに使う言葉などを勉強しました。また、特別授業として、いわき市美術館で開催されている「水木しげる展」の見学にも行きました。
日本語の勉強だけでなく、クラスでたくさんの友達もできたようです。
秋のコースは9月25日から始まります。日本語を勉強したい人は申込みを忘れないでください。





日本語能力試験N2特別対策講座~お試し編
6月11日と18日の2日間、8月から始まる日本語能力試験 N2対策の特別講座に申し込んだ人を対象に日本語能力試験 N2対策の特別講座のお試し講座を行いました。
Google Formを使って、言語知識(文字・語彙・文法)と聴解の模擬問題に挑戦しました。永島先生は受講生の回答内容を確認し、正解率が低かった問題を中心に、間違いやすいところなど勉強のポイントを解説しました。受講生は実際にN2レベルの問題に挑戦したことで、まだ勉強が足らないところを発見することができたようです。
8月20日から始まる特別講座では、事前に送付される指定のテキストを使って自主学習をした上で講座の中で毎回テストを受け、解説を聞いてさらに理解を深めるという方法で勉強をしてもらう予定です。
※参考:N2-「日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解」できるレベル。


