10月23日(日)、まちなか集会所で開催中の日本語教室の番外編として、特別講師の長谷川智津子氏(当協会会員、マナー講師)を招いて、「マナー講座」を開催し、日本語教室で学ぶ外国人を主として、14名(カナダ、フィリピン、ネパール)が参加しました。先生から、日本のマナーと他の国のマナーは違うところが沢山あっても基本となるものは同じで、相手を敬い、思いやりの「心」を動作や表情、言葉などで「形」にして表現することが大切だと教えていただきました。形だけにとらわれて、心を忘れてしまわないように、マナーの「心」と「形」はいつもセットとなるよう心がけてほしいとのことでした。後半では、他の人の家を訪問する場面での丁寧な挨拶の言葉やふるまい、たとえばコートを脱ぐ時、玄関で靴を脱ぐ時、お土産を渡す時などの動作や言葉などについて、参加者全員が実際に体験し、先生からアドバイスを受けました。参加者は、挨拶のことばも「〇〇でした~」のように語尾を伸ばさずに、ゆっくりと丁寧に心を込めて話すことに気をつけて、日本のマナーを実践しましたが、普段はあまり味わったことのない緊張感を味わいながらも、とても興味深そうに先生の美しい動作に見入ったり、その丁寧な言葉遣いを覚えようと、繰り返し口に出して練習をしていました。長谷川先生、貴重な体験をありがとうございました。




